18歳女子大生の新宿歌舞伎町でのゲイとの出会い

惚れた男は、ゲイだった。

なんでこんな悲劇が起こったのかを説明しましょう。

私はいわゆる、大学デビューといわれるような人種。
大学に入ってから髪を初めて茶色に染めて、ピアスも開けて、バイトを始めました。

選んだバイト先は新宿歌舞伎町のバー。
その日は
バイトがおわって、翌日は大学も休みだったし、新しい遊びを開拓しようと思い

ふらっと2丁目に行ってみたんです。
金曜の深夜1時くらいに。

金曜の夜だけあって、とにかくたくさんの人がいて
賑わっていました。
女っぽい男の人が、たくさんいました。ゲイの人たち。
テレビでしかみたことがなかったゲイという存在を目の前で見ることができて、内心大興奮でした。

ちょっと小腹がすいていたし、たった1人ぼっちで身の置き場がなかったこともあり、
2丁目のたこ焼き屋さんに入りました。
10個で500円くらいだったかな。安いと思ったことを覚えています。

店の隅っこで1人で、たこ焼きを食べていたら、隣に男の人が座ってきました。

『ごめんね。隣いい?』

そう声をかけてきました。そのとき、彼の顔をみました。

とても綺麗な男の子でした。
歳は20歳くらいで、ジャニーズ系で、目はぱっちりの2重で肌は白くて、中性的で、
繊細そうで、とにかく、綺麗な子でした。

一目惚れでした。

私は顔が赤くなってしまうことに焦りながら、いいですよ、とだけ何とか返事をしました。
彼はたこ焼きを注文し、食べ始めました。

そのとき携帯の着信音が聞こえました。彼は慌ててポケットから携帯を
取り出すと、通話ボタンを押しました。
とても楽しそうに話しています。きっと友達なのでしょう。

しばらくすると、また1人男の人が増えました。

彼の友達みたいで、彼は、その男が店に入ったのをみると手をあげて嬉しそうに呼びました。

そして私に一言『じゃあね』とだけいうと、その男と店を出て行きました。

じゃあねとは別れの言葉なのに、彼は、爽やかに、キラキラするような笑顔で、いいました。

その男は彼の腰に手を回して、そして彼も、男に対して嬉しそうな笑顔を向けていました。

ああ、ゲイなんだ・・・・。

そう悟りました。

出会った瞬間に、失恋した。

そんな恋でした。

でもいまでも彼のことが忘れられなくて、たまにバイトが終わると2丁目のたこ焼きやさんに行ってしまいます。